脳脊髄液減少症
交通事故や尻もち、柔道やスノーボード、サッカー、バスケット、器械体操などのスポーツ、転倒などにより、脳脊髄液減少症という病気を引き起こすことがあります。
脳と脊髄は無色の脳脊髄液の中に浮かんでいます。何かの衝撃などで、その髄液が漏れ出す、減少することによって様々な症状が出現します。
脳脊髄液減少症の症状
- 頭痛、頸部痛、めまい、視力障害、吐き気、全身の倦怠感
(起きていると症状が悪化し、横になっていると症状が軽減する傾向にある) - 台風など気圧の変化で症状が悪化
- 記憶力、集中力の低下
- 食欲の低下
- むくみ、しびれ、歩行障害
- 顔面痛、味覚障害、動悸、胸痛、脱力感
- 頻尿、無月経、性欲低下
- 体温調節障害
等、様々な症状が起きます。
脳脊髄液減少症という病名を言っただけで、行政機関の窓口で、「障害年金はもらえないから・・・」と言って書類すらもらえなかったという人の話を聞いたことがあります。
平成24年夏、脳脊髄液減少症、線維筋痛症、慢性疲労症候群、化学物質過敏症の障害年金に関する認定に係る規定ができました。
脳脊髄液減少症については、初診日の特定が難しかったり、症状が多岐にわたるなど、治療内容についても専門的知識を有する社労士に依頼をすることが障害年金受給の成功率を高めることは言うまでもありません。
脳脊髄液減少症患者の方が、身体的苦痛、働けないことによる経済的苦痛、高額な治療費、そして周囲から怠け病だとして理解を得られない等、精神的苦痛など様々な苦痛と闘っていることを知り、患者救済の活動を行っております。
患者救済のため、少しでも経済的不安を解消するために、障害年金の申請及び障害年金普及活動を行っています。
全国で行われる脳脊髄減少症についての勉強会や、脳脊髄液減少症学会にも出席し、その専門的知識を有しておりますので、安心して障害年金申請代行をお任せください。
研究会 発表の様子
社会保険労務士として、初めて研究会で発表の場を頂きました。
障害年金は当然の権利であり、法律に基づいた制度である。
障害年金は医師が診断書を書いて頂けなければ、その申請することすらできなくなってしまいます。
障害をもったことにより、身体的苦痛に苦しみ、又、働けないことによる経済的苦痛と闘い、更には周囲の人に理解されないことによる精神的苦痛を味わいます。社労士の立場として法に基づいて経済的支援ができる様、精一杯患者さんの為に活動していきたいと思っております。