うつ病

1人暮らしを始め、それまでの環境が一変した。新しい社会人生活に胸をふくらませていたが、仕事に追われる日々が続き、心身ともに疲れていった。全身の強い倦怠感等に襲われ、朝、布団から起き上がることもできなくなった。病院を受診するとうつ病を発症していると話があった。その後、会社を無断欠勤してしまう日が続き、次第に会社に行きにくくなり解雇となってしまった。その後も体調の悪さが続いたが、生活のために働きに出た。物忘れもひどくなり人が話をしていることが良く理解できなくなった。人との交わりもなくなり孤立していった。希死念慮が強くなり電車に飛び込み自殺を図ろうとしたり、ビルから飛び降りようとしたりするなど、行動、思考が危険になった。障害年金の相談を受けたものの、医師が障害年金に理解を示さず、「若いから働きなさい。」と言われ申請は難航した。その後、巡り合った医師からは、障害年金を勧められ受給に至った。サポートの期間の長くかかったものの、結果的に障害年金を受けられる様になったため、大変喜んで頂けた。

認定:障害厚生年金2級+障害基礎年金2