脳脊髄液減少症
通学途中、工事現場の鉄柱がいきなり倒れ頭部に直撃し、大けがを負うなど後遺症は深刻な状態であった。学校も休みがちになり、欠席が多くなっていき、遂には病状から学校へ歩いて行くことができなくなってしまった。左右に首を動かすこともできず、締め付けられる様な頭の痛みに苦しむ日々が続き、記憶力、判断力、視力の低下、顔面痛、四肢のしびれ、腰痛、聴覚過敏、視力の低下、頻尿などの様々な症状が現れていた。当時、救急搬送された病院のカルテの保存はなく、事故の裁判等の資料にて初診証明とし、申請をした。その後、親子からお礼のお手紙を頂き、とても胸が熱くなった。「10代の学生の時に事故に遭い、勉強をあきらめ、就職をあきらめ、生きることもあきらめかけていた。障害年金もダメならあきらめよう、あきらめることは慣れているから…。諦めることしか自分にはできない…でも、障害年金を受け取れる様になって、白石先生をはじめ力になってくれた人のためにも、命を大事に生きていく。」との手紙に涙が止まらなくなった。
認定:障害基礎年金2級