てんかん

小学校の時に初めて発作をおこし病院を受診した。その後継続的な治療を行ってきていた。40代になり発作もひどくなったため、仕事を続けることも難しく、障害年金の申請を考える様になったが、幼い頃に初診でかかっていた病院は県外の上カルテの保存はなかった。現在に至るまで引っ越しなどの理由から6件もの病院を転院しており、カルテの保存があったのは20代にかかっていた病院であった。小学生の時に確かに病院にかかっていた旨の証言を2人以上作成し申請したものの、案の定、年金機構の決定は初診日が確定しないため不支給であった。審査請求を行ったが想定通りに却下。社会保険審査会が本番勝負と最初から考えていたため、社会保険審査会で容認されるための書類を作成してきた。結果は容認されたとのことであった。初診日が確定しなくとも諦めずに、最後の社会保険審査会まで行うという強い気持ちが必要であることは言うまでもない。「白石さん以外の社労士だったらここまでやってもらえなかったと思う。本当に有難うございました。」との言葉に胸がいっぱいになった。

認定:障害厚生年金2級+障害基礎年金2級