頸髄損傷

家での作業中、誤って数メートルの高さから落下した。落下後、意識が遠のき救急搬送され、病院で意識を取り戻した時には、首から下が麻痺した状態で、身体が少しも動かなかった。集中治療室での治療後も身体に力が入らず、脱力感等に襲われ、完全に全介助状態に陥った。その後、懸命なリハビリの甲斐もあって、少しずつ手を動かせる様になり、杖をついて歩行も可能になった。医師からは奇跡が起きたと言われる程であった。就労できるまでに回復をしたものの、以前と同様の仕事内容は困難であり、給与面でも苦しい状況になった。そのため、国の福祉などをネットで探すうちに障害年金という制度を知り、相談をしたとのことであった。その際に生活のために3級ではなく2級が希望であるとの話があったため、しっかりとヒアリングを行い、医師への診断書作成依頼文を作成した。申立書についても日常生活の不便さなどをしっかりと記載し提出。2級認定であったことから「白石さんにお願いをして良かった。」との話に胸がいっぱいになった。

認定:障害厚生年金2級+障害基礎年金2級